日本列島南から北へ、里から山へと桜が咲き誇っています。
咲き始めてから低い気温と雨で『桜』の咲く期間がいつもの年より
長く、美しい姿を楽しませてくれています。

ひかり降る　ごとく雨来て　山桜　　茨木　和生

やまびこドームにさくら、絵を描きたくなりますね。
これから、からまつも芽吹きます。
 
さくら花　いのち一ぱい　咲くからに　命をかけて　わが眺めたり　　岡本　かの子
薄ピンクの柔らかい色の花びらに見とれてしまいます。
さくらの花を見るとこんなにも桜の木があったかと驚きます。
さくらのほかにも素敵な花が目に留まります。

時を待ち　ひと待つことの　かすかなる　かぜにうなずく　山吹の花　  鳥海　昭子
 
山吹の　一重の花の　やわらかさ　ひかり差し込む　一本の道　　T.A
 
うつむきかげんに咲くタチツボスミレ。
待ちこがれた華やかなさくら、ひっそりと咲く花、どの姿も素敵です。
明日は、良いお天気になりそうです。
春の風を感じながらサイクリングはいかがですか。

三十一文字（みそひともじ）