公園内に、白い花が咲いています。
りょうぶ（令法）です。

リョウブは、日本に縁者がいない
１科１属１種の植物なのだそうです。
これを昨日教わって、早速
その寂しい木に取材に行ったところ、
あたりには甘い香りが漂い、蜂や蝶や蟻などが群れて、かなりにぎやかでした。

世界的には縁者がいるらしいのですが、
遠くの親戚より、近くの他人？


この樹皮がはがれてつるつるの木肌はサルスベリをほうふつとさせますが(?)、サルスベリはミソハギ科サルスベリ属だとか。やっぱり、まったく別物ですね。


ちなみに、ここで何度かご紹介している
「はんかちのき」は
オオギリ科
ダヴィデア属
（09.05.05撮影）

オオギリ科の仲間はいても、
ダヴィディア属はこの１種だけ。
１属１種のめずらしい木なのだそうです。

植物の世界も、のぞいてみると奥が深い感じがします。　　　　　　　　　　　　　　さくら